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本の種レーベル『ミライのパスポ』第2弾! 双子のライオン堂 店主・竹田信弥さんの単著『めんどくさい本屋―100年先まで続ける道』4月20日に刊行予定

2020.03.24  更新

混沌としたミライを渡っていくための、本という名のチケット。

本の種レーベル『ミライのパスポ』、第2弾を贈ります。

「人の数だけ、思い描いている生き方や、社会のあり方がある」

 

このレーベルに名を連ねる人たちは、何かの「先生」ではありません。

ありきたりのサクセスストーリーはなくて、

ただ一心に自分の選んだ道を、迷いながらも進んできた人ばかり。

そして、まだ、人生という長い長い旅程の途中に、佇んでいます。

 

示したいのは、誰もが気づいているようで気づいていない、そんな生き方や考え方。

こうでなければならない、こうしなければならない、

という「常識」のフィルターを外して歩き出すと、

思ったよりも世界が広く、大きく見えてくるかもしれません。

 

その先に待っているのは、なんでもできる/なんでもやっていい、

という自由とも異なる、自分にとっての最適解を探していく、

旅のようなものではないでしょうか。

ただ、主義・主張を訴えるのではなく、

何かしらのコア=「核」をもつ著者たちが贈る、

今を生きるためのヒントが散りばめられた、そんなレーベルをめざしていきます。

 

 

そんな「創刊の言葉」を記して、レーベル第1弾となる難波寿和さんの単著『こちら、発達障害の世界より―生きやすく生きることを求めて』を2019年12月に上梓しました。

 

未来を担う世代に向けて、今だからこそ届けられる本を、より近い世代の著者たちが贈るメッセージとして届けたい。

そんな想いから始まった『ミライのパスポ』の第2弾を2020年4月に刊行します。

2010年代から登場した新しい形の本屋を代表するひとりとして、東京・赤坂の選書専門書店「双子のライオン堂」の店主である竹田信弥さんの単著を送り出します。

 

 

赤坂という一等地の表通りを少しだけ離れた場所にある、四六判サイズの本に見立てた扉。それが双子のライオン堂の入口です。

ギャラリー兼イベントスペースを併設したお店は、竹田さんが自らお声がけした小説家・批評家・歌人・俳人・編集者などの選書を中心に棚がつくられています。

 

そして、双子のライオン堂が他の本屋と異なるのは、物件を購入した店舗であること。思い切った決断をしている一方で、お店を開けているのは毎週水曜から土曜の週4日、15時から21時までの1日6時間に限られています。

全国に増え始めている、新しい本屋の先駆者とも言える竹田さんは、複数の副業をこなすことで、本屋の収益だけに頼らず自分のお店を100年先まで残すという、逆転の発想で運営を続けています。

 

こうしてみると、誰にも真似できない斬新な発想と野心で走り続けている人、というイメージをもってしまいますが、竹田さんという個人そのものに焦点を当てると、また違う面が見えてきます。

そこにあるのは、ひとりの青年としての人間くささであったり、誰しもがどこかで感じたことのある迷いや悩み。そんなパーソナルな側面を「めんどくさい」というタイトルに包み込んでいます。

 

竹田さんのような生き方・在り方が広がっていくことで、「こんなふうにも生きられるんだ」と受け止められる次の世代が増えていくことには、大きな意味があると思っています。

だからこそこの本は、これまでのどの「本屋さんの本」とも異なる、本屋を続けるためにがむしゃらに生きる青年の真っ直ぐなメッセージとして受け止めてもらえたら、と思っています。

 

 

【書誌情報】〈3月19日・追記〉書影を追加しました(上:帯なし/下:帯あり)

めんどくさい本屋―100年先まで続ける道

著者        竹田信弥

◯定価        1,700円+税

◯ページ数    244ページ

◯判型      四六判

◯製本      並製

◯発売日     2020年4月20日予定

◯ISBNコード 978-4-907582-21-0

◯Cコード     0095

 

 

【もくじ】〈3月19日・追記〉各章の節を追加しました。

はじめに

 

双子のライオン堂宣言

 

双子のライオン堂について

 

第0章 双子のライオン堂と店主の日常―ある1週間の動き


第1章 気がつけば本屋をやっていた

 1 閉塞感からの脱出

 2 出会い

 3 双子のライオン堂、開業

 4 水面下のネット古書店

 

第2章 2足・3足・4足の草鞋を履く男

 1 「就活」混沌記

 2 会社員の自分、ネット古書店主の自分

 3 本屋として生きるために

 4 いざ、選書専門のリアル店舗へ

 

第3章 100年続ける本屋の現在地

 1 リアル店舗で見つけたもの

 2 白山からの旅立ち

 3 赤坂で物件を買う

 4 赤坂店での4年間

 

座談会:双子のライオン堂の読書会 誰のための本屋? なんのための本屋?
(竹田信弥×田中佳祐×松井祐輔×中村圭佑)前編

 第1部 店主との出会い

 第2部 『しししし』の過去と未来


第4章 この場所に集まる人たちと

 1 お客様と話すこと

 2 常連さんと悩める人たち

 3 店番のひとりごと

 4 イベントの日


座談会:双子のライオン堂の読書会 後編

 第3部 ライオン堂の今を考える

 第4部 ライオン堂の未来に向けて

 

第5章 双子のライオン堂の「外側」から

 1 伝えることの役割

 2 本屋の未来に必要なこと

 3 生き残るために必要なこと

 4 双子のライオン堂の未来、ぼくのミライ

 

おわりに

 

 

【著者紹介】

竹田 信弥(たけだ しんや)

1986年東京都生まれ。双子のライオン堂・店主。高校2年時にネット古書店を開業し、2004年5月に双子のライオン堂へリニューアル。大学卒業後はベンチャー企業勤務などを経て、2013年4月、東京都文京区白山にリアル店舗をオープン。2015年10月に東京都港区赤坂に移転した。「ほんとの出合い」「100年残る本と本屋」を同店のコンセプトに掲げ、店舗運営のかたわら、読書推進活動などにも携わっている。2019年、雷鳥社より刊行された『街灯りとしての本屋』の構成を担当。

 

【装画】

西島 大介(にしじま だいすけ)

1974年東京都生まれ。広島在住。漫画家。主な作品に『凹村戦争』『世界の終わりの魔法使い』『すべてがちょっとずつ優しい世界』『ディエンビエンフー』『ディエンビエンフー TRUE END』など。キャラクターデザイナー、イラストレーター、現代美術作家、音楽家としても活動する。2017年から2018年にかけて、双子のライオン堂より『アオザイ通信完全版』第1巻から第3巻を刊行。

 

【本文イラスト】

くれよんカンパニー

漫画家・イラストレーター。2014年、「バウテンダー」でビッグコミックオリジナル(小学館)の第1回オリジナル新作賞大賞を受賞し、デビュー。2018年、ビッグコミックオリジナル増刊号に連載する『君の大声を聞いたことがない』第1巻を刊行。

 

【ブックデザイン】

小川純(オガワデザイン)

 

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書店の方を対象としたFAX注文書を作成しました。

御注文の際には、こちらを御利用ください。

(画像をクリックすると、PDFが開きます)

〈3月19日・追記〉書影を加えた更新版を作成しました。

 

〈3月24日・追記〉

『めんどくさい本屋』予約ページを設けました。

http://honnotane.com/?p=2587(本の種ウェブサイトの該当ページに飛びます)