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本の種レーベル『ミライのパスポ』第3弾 『自分の地域をつくる―ワーク・ライフ・プレイ ミックス』(菅原和利 著)特集ページ

2022.11.20  更新

混沌としたミライを渡っていくための、本という名のチケット。

 

本の種レーベル『ミライのパスポ』、第3弾を贈ります。

【創刊の言葉】

「人の数だけ、思い描いている生き方や、社会のあり方がある」

 

このレーベルに名を連ねる人たちは、何かの「先生」ではありません。

ありきたりのサクセスストーリーはなくて、

ただ一心に自分の選んだ道を、迷いながらも進んできた人ばかり。

そして、まだ、人生という長い長い旅程の途中に、佇んでいます。

 

示したいのは、誰もが気づいているようで気づいていない、そんな生き方や考え方。

こうでなければならない、こうしなければならない、

という「常識」のフィルターを外して歩き出すと、

思ったよりも世界が広く、大きく見えてくるかもしれません。

 

その先に待っているのは、なんでもできる/なんでもやっていい、

という自由とも異なる、自分にとっての最適解を探していく、

旅のようなものではないでしょうか。

ただ、主義・主張を訴えるのではなく、

何かしらのコア=「核」をもつ著者たちが贈る、

今を生きるためのヒントが散りばめられた、そんなレーベルをめざしていきます。

 

◆本の紹介◆


 

これからの時代や未来を担う世代に向けて、「こんな生き方もできるんだ」というヒントをもたらしていくことができるように、ささやかにスタートしたレーベル『ミライのパスポ』

 

これまで、2019年12月にレーベル第1弾となる難波寿和さんの単著『こちら、発達障害の世界より―生きやすく生きることを求めて』を、2020年4月に第2弾である竹田信弥さんの単著『めんどくさい本屋―100年先まで続ける道』を上梓してきました。

 

満を持しての第3弾として、菅原和利さんの単著『自分の地域をつくる―ワーク・ライフ・プレイ ミックス』を2021年1月16日に刊行します。

 

 

(カバー表1)

 

(カバー表1・オビあり)

 

 

1987年生まれの菅原さんは現在、東京都の最も西にある町・奥多摩に暮らし、木育遊具メーカー「東京・森と市庭」の営業部長を務めながら、さまざまな地域活動に携わっています。

 

奥多摩は、面積の大半を占めるのが森林で、東京の中心部から地続きであるとは思えない大自然が広がる町。

 

 

 

 

この奥多摩の木材を活用して、保育園・幼稚園を対象とした遊具を開発・販売。

 

木育遠足を開いて社有林に子どもたちを招き、安全な環境のなか、ヒノキの木に切り口を入れてロープで倒す体験をしたり、ツリーハウスで遊んだり。

 

子どもたちの世代から、木や森に親しみ、遊ぶことのできる環境を提供していくことで、“楽しさ”に向かう未来を築いていくために日々、菅原さんは試行錯誤しています。

 

 

 

 

 

そんな彼のルーツは、自然豊かな神奈川県小田原市で10代の頃を過ごしたこと。

環境の変化が与える影響を身をもって体験し、大学進学にあたっては、森や環境問題について考えていくことを志向するようになります。

 

そして大学1年生のとき、研究活動を通じて奥多摩を訪れた菅原さんは、現地の方からある言葉を掛けられます。

これがきっかけとなり、何度となく足を運んでいくなかで、より深く奥多摩という地域のことを知り、町の人々とつながるようになっていった結果、大学卒業直前の2010年に移住を決断。

 

共に移住した仲間たちと、地域活性化とまちづくりのための団体を立ち上げ、アウトドアウェディングなどの事業を実施。

東日本大震災を境に株式会社化するなど、少しずつ成果をあげるようになっていきます。

しかし――。

 

 

ここから先のエピソードは、ぜひ本書を通じて読んでください。

 

 

奥多摩の地域活性化からスタートし、今は木育を中心に据えて活動する菅原さんの歩みを、1冊の本として伝えていく意義はどこにあるのか。

 

社会情勢も反映し、都心から地域へ、という流れは着実に進みつつあります。

ただ、「自分にとって暮らしやすい」「快適だから」という理由だけでなく、その地域のために/その地域だからこそできることをしたいという思いが菅原さんの出発点にはあります。

 

地域の文化や引き継がれてきたものを大切にしながら、その地域のために新しい仕事を生み出し、現実的に地に足の着いたビジネスを通じて利益をもたらしていく。

奥多摩に長年暮らし、失敗も成功も経験してきた菅原さんだからこその説得力が、ここにはあります。

 

 

一方で、地域ビジネスの展開図を描くだけでなく、これから地域に入っていきたい、地域で何かを始めたいと思っている人が、最初に読める本にしていきたいということも、心がけてきました。

20代前半の若者たちが奥多摩へ移住して、何をしていくべきか事業を練り始めたとき、現地の人たちからはどんな反応が返ってきたのか。

そのとき、どうように振る舞ってきたのか。

 

そうした歩みも含めて、菅原さんが奥多摩で眼にしてきたもの、感じてきたことを、この本にぎゅっと詰め込みました。

 

そして本書のサブタイトルに掲げている「ワーク・ライフ・プレイミックス」とは、「仕事」と「暮らし」を調和させることだけでなく、そこに「遊び」をミックスさせた生き方のこと。

奥多摩と、そして自身のルーツである小田原という2つの地域に根ざすことで見えてきた、本当の意味で楽しいと思える未来の在り方を伝えるためのメッセージです。

 

 

カバーのオビに記された「未来の種は、地域に植えよう。」というキャッチフレーズもまた、菅原さん自身の中から、自然と生まれてきたものです。

地域に生きているからこそ伝えられる、新しい価値観があること、それがよりよい未来の一歩をもたらすと信じて、この本を送り出していきます。

 

 

 

【書誌情報】

自分の地域をつくる―ワーク・ライフ・プレイ ミックス

著者        菅原和利

◯定価        1,870円(本体1,700円+税)

◯ページ数    192ページ

◯判型      四六判

◯製本      並製

◯発売日     2021年1月16日

◯ISBNコード 978-4-907582-24-1

◯Cコード     0036

●本の種ウェブサイトの書籍購入ページはこちら

●本書の編集後記はこちら

 

 

【もくじ】

はじめに―遊びから、楽しさへ向かう未来を始めてみる


自分の地域をつくるために―奥多摩って、こんな場所


 僕と奥多摩の日常1〔春〕


第1章 奥多摩で起業することにしました

[本当の自分でいられる地域を選ぶ]


 僕と奥多摩の日常2〔夏〕


第2章 芸能プロダクションの地域版をめざして

[自分にしかできないビジネスを興す]


第3章 理想と現実 奥多摩←→小田原の迷い道

[発想を換えて逆境を切り開く]


 僕と奥多摩の日常3〔秋〕


第4章 東京の森を子どもたちに届けたい

[新しい市庭をつくる]


 僕と奥多摩の日常4〔冬〕


第5章 地域に暮らし、生きる

[奥多摩から伝えられること]


 僕と奥多摩の日常5〔再び春へ〕


第6章 遊びの未来をつくるために

[豊かさから楽しさへのシフト]


おわりに

 

 

【著者紹介】

菅原 和利(すがわら かずとし)

1987年神奈川県横浜市生まれ。小学生の頃に県内の小田原市へ引っ越し、自然と触れ合う暮らしを体験する。法政大学人間環境学部へ進学し、研究活動を通じて奥多摩で環境問題やまちづくりのフィールドワークを行う。IT系ベンチャー企業の内定を辞退し、大学卒業直前に奥多摩へ移住。任意団体アートマンズを立ち上げ、2011年7月に株式会社化。アウトドアウェディング、空き家を活用したシェアヴィレッジなどの事業に取り組む。同社を休眠後、小田原市での不動産会社勤務を経て、2013年10月に「東京・森と市庭」の立ち上げに参画。2016年1月からは同社の営業部長を務め、2018年1月からは親会社のトビムシで木育コーディネーターも兼務。さまざまな地域活動に関わりながら、現在も東京都西多摩郡奥多摩町に在住。アングラーズマイスター。

 

 

【ブックデザイン】

山田信也(ヤマダデザイン室)

 

【印刷】

モリモト印刷

 

 

◇本書の試し読み◇

下記画像をクリックすると本書冒頭の1~20ページを読めるPDFが開きます。

 

 

 

◇書店向けFAX注文書(画像をクリックするとPDFが開きます)◇

『自分の地域をつくる』注文書

 

レーベル『ミライのパスポ』注文書

 

◆メディア掲載情報◆


〇2021年1月22日(金)発行の西多摩新聞・3面に、

 本書に関する菅原さんの取材記事が掲載。

 

〇2021年1月28日(木)発行の西多摩地域情報誌『街プレ』、

 P6「自然と生きる OGOUCHI LIFE」で、

 本書に関する菅原さんの記事が掲載。

 

〇2021年1月28日(木)発行の西の風新聞・1面に、

 本書に関する菅原さんの取材記事が掲載。

 西の風新聞ウェブサイトに全文掲載↓↓↓

 奥多摩移住10年の菅原さん 著書で新たな生き方を提案

 

〇2021年2月8日(月)東京の農林水産総合サイト「TOKYO GROWN」、

 〔Tokyogrown's Producers~生産者など~〕で菅原さんの取材記事が掲載↓↓↓

 奥多摩で、ワーク・ライフ・プレイミックスを実践!

 

○2021年2月11日(木)FMラジオ・J-WAVEの特番「MOVIN' ON !!」に、

 菅原さんが出演→特設ページ

 

〇2021年2月20日(土)発行の雑誌「TURNS」vol.45に、

 『自分の地域をつくる』の紹介記事が掲載→特設ページ

 

〇2021年3月7日(日)発行の読売新聞・多摩版に、

 本書に関する菅原さんの取材記事が掲載。

 読売新聞ウェブサイトに全文掲載↓↓↓

 奥多摩移住挑んだ10年 神奈川出身・菅原さん

 

〇2021年3月24日(水)発行の東京新聞・朝刊「TOKYO発」に、

 本書に関する菅原さんと「東京・森と市庭」の取材記事が掲載。

 東京新聞ウェブサイトに全文掲載↓↓↓

 「遊び」で守る奥多摩の林業 木の遊具で“木育”

 

〇2021年4月1日(木)立川市のNPO法人 育て上げネット、

 YouTubeチャンネルで菅原さんの取材動画が公開↓↓↓

 森ではたらく (株)東京・森と市庭 菅原さんの「波乱に満ちた」働き方

 

○2021年6月18日(金)日本テレビ「ヒルナンデス!」奥多摩 移住者特集に、

 菅原さんが出演。

 

〇2021年6月発行の「フォレストジャーナル」vol.08 2021年夏号に、

 菅原さんへの取材に基づく東京・森と市庭の活動を伝える記事が掲載→特設ページ

 

〇2021年8月発行の渋沢栄一記念財団・機関紙「青淵」第869号に、菅原さんが

 「“ウッドショック”から考える林業の未来~木の文化を再興するには?~」を寄稿→購入ページ

 

○2021年9月23日(木)BSテレ東「日経ニュースプラス9」、

 〈2030SDGs変わりゆく世界~「遊び」で守る奥多摩の林業~〉に、菅原さんが出演。

 東京・森と市庭の「木育」事業を紹介。

 

〇2021年11月29日(月)東京新聞「TOKYO Web」に、

 菅原さんのアングラーズマイスター選出を伝える取材記事が掲載↓↓↓

 釣り情報共有アプリ「アングラーズ」 公認釣り人第1号・奥多摩の菅原さん

 

〇2022年1月7日(金)東京新聞「TOKYO Web」に、

 菅原さんによるプロジェクト「サクラマス釣りの聖地」を伝える取材記事が掲載↓↓↓

 〈奥多摩新聞〉来い! サクラマス 峰谷川を聖地に

 

○2022年5月29日(日)日本テレビ「所さんの目がテン!」、

 林業特集として「東京・森と市庭」の取り組みが紹介され、菅原さんが出演。

 

◆広告掲載◆


◆2021年7月27日の北海道新聞・朝刊1面に広告を掲載。

◆2021年12月8日の北國新聞/富山新聞・朝刊1面に広告を掲載。

 

◆オンラインショップ一覧◆


下記店名をクリックするとショップのページが開きます(五十音順)。

農文協・農業書センター(東京都千代田区神田神保町)

双子のライオン堂(東京都港区赤坂)

Books&Cafeドレッドノート(東京都江東区平野)

みどりのほんや

 

◆twitter上のモーメント◆

▽書店さんの棚の様子/書店さんによるツイートのまとめ。

 『自分の地域をつくる』と本屋さんの記録

 

◆併せて読んでほしい本◆


〇『山をつくる―東京チェンソーズの挑戦』

(菅聖子 著/小峰書店 刊行)→公式サイトへ

奥多摩町の隣にある檜原村の林業と言えば、東京チェンソーズ。

その多岐にわたる仕事と、働く人たちの姿や声を、やわらかな筆致で伝える。

 

 

〇『奥東京人に会いに行く』

大石始 著/晶文社 刊行)→公式サイトへ

大都会「東京」のイメージを覆す、山・川・海・島という周縁部の地域を巡礼するルポ。

奥多摩の歴史・文化を伝え、まちおこし団体Ogouchi Banban Company(OBC)も登場。

 

 

〇『「森の演出家」がつなぐ森と人―五感を解き放つとっておきの自然体験』

(土屋一昭 著/化学同人 刊行)→公式サイトへ

菅原さんとも交流があり、青梅と奥多摩を中心に活動する土屋さん。

「東京最後の野生児」と呼ばれる土屋さんが届ける、遊びと癒しの自然体験満載の1冊。

 

 

〇『オピト!!』

(ことわ荒太 著/Kindle版)→公式サイトへ

奥多摩のトイレ清掃エキスパート集団、

オピト(奥多摩・ピカピカ・トイレ)をモデルにした小説。

読み終えたときには、きっと新しい景色が見えてくるはず。

 

 

〇『奥多摩町異聞』

(瓜生卓造 著/東京書籍 刊行)

芥川賞・直木賞の候補にも名を連ね、『檜原村紀聞』で読売文学賞を受賞した著者が、

奥多摩に住まう人々を訪ね、豊富な資料を読み解き、町の変遷を辿る紀行文。1982年刊行。